今ペットは家族の一員としてとても大事に育てられています。
一日でも長生きして一緒に暮らしたいとだれもが思っているでしょう。
愛犬家が増えたことで大きく変わったことは、ペットの寿命です。
野生の犬の場合は数年ぐらいしか生きることができませんが、ペットフードで十分な栄養を確保できている犬の寿命は大型の場合10年前後、小型犬で12年から15年ぐらいが平均です。
ドッグフードには犬にとって必要な栄養素がバランスよく摂取できるようになっています。
ドッグフードは成長期に合ったものを与えなくてはいけません。
味の変化や体調不良などによって、急に食欲をなくしてしまう場合があります。
人間と違って言葉で気持ちを伝えられない分、行動や表情などしっかり観察しなければいけません。
ドッグフードのメインとなるのは総合栄養食で、ドライフードになります。
そのため、中にはドライフードをふやかしてあげる人もいます。
このような食べさせ方をしてもいいのだろうかと迷ってしまう人もいるでしょう。
人によって考え方は異なりますが、ドライフードをふやかして与えても問題ないとされています。
ドライフードはとても硬いため、体調がすぐれないときは負担に感じる場合があります。
そんなときには少しでも食べやすく、消化をよくするためにもふやかして与えてあげるといいでしょう。
体調が良い場合でも老犬の場合は、ふやかしてあげることが効果的です。
老犬用のドッグフードは、食べやすく作られていますが、それでも食べにくそうだなと感じたらふやかしてあげると食べやすくなり食欲が出てくる場合があります。
年齢や体調に関係なくふやかして与える方がいい場合があります。
それは、冬で水分が不足しているのではと感じたときです。
犬は水分を普段からとるのが苦手です。
夏は暑いため自然と摂取しますが、冬の方が水分補給をする回数が少なくなりがちです。
そこでドッグフードをふやかしてあげることで、水分も一緒に摂取することができます。
ご飯を与える際に、水分量が減っているのか確認してからどのように与えるのか検討しましょう。