ドッグフードの変更で食べなくなった

今ドッグフードは多種多様になっています。
主にドライタイプの総合栄養食がメインになります。
それに加えてウェットタイプなどの栄養補助食品なども販売されています。
愛犬にとって好みのドッグフードを見つけやすくなっています。

もちろんいい事でもありますが、ドッグフードを切り替えるときに問題が生じる場合が多いです。
なぜならドッグフードを変更した場合、急に食べなくなってしまう犬が多いからです。

ドッグフードは年齢によって子犬用、成犬用、老犬用に分かれます。
成長期によって必要な栄養素が異なるため、同じメーカーでも必ず年齢にあったものを選ばなければいけません。
 
特に子犬用は一番の成長期なためカロリーも高く豊富な栄養素で作られています。
成犬になっても子犬用を食べていると、カロリーオーバーになってしまい肥満体になってしまいます。

最近では犬も人間と同様に、がんになって手術や薬などで治療しているケースも増えています。
食事のバランスをしっかり守ってあげなくては、自ら寿命を縮めてしまうことになります。

ドッグフードを変更してしまうと食べない理由は、今まで食べていた匂いや味に慣れてしまっているからです。
特に犬の場合、優れた嗅覚をもっています。
そのため今までと全然違う匂いがすることで、全く手をつけなくなってしまうこともあります。
もしくは食べたとしても、嘔吐や下痢になってしまう犬もいます。

そうならないために一番適しているのが、混ぜ合わせて与えることです。
一度に一気に変えてしまうと風味も味覚も異なってしまうため、今まで食べていたドッグフードに2割程度から新しい物を加えて与えていきます。

慣れてきたら徐々に新しいドッグフードの割合を増やしていくと抵抗なく切り替えることができます。
また普段から食べ慣れているウェットフードに新しいドッグフードを混ぜて食べさせる方法もあります。
中にはウェットフードばかりを食べてしまう可能性もあるので、注意しながら与えましょう。